20120311・相方の話だけをするライブin浅草花月

ツイート済分と被る部分もありますがご了承ください。


いつものように何も考えずに赴く。開場が押しに押し、座ってすぐ開演。徳井さん一人で登場。あら、MCっすか?
徳「これ、今はなきカリカってコンビの林さんが前にやってたライブなんです」「自動的に俺が引き継ぎました」
林さんに、「別にいらねえと思うんだけど(注:林さん限定じゃなく、先輩全員に対して)一応『明けましておめでとうございます』って、林さん電話出てくんねーからメールするんですよ。」
「で、林さんはその俺が送ったメールをそのまま返してくるんですよ。頭おかしいでしょ(笑)」
「でも、今年芸人やめてから初めて送ったら、ちゃんと『今年もよろしく』って返事が来たんですよ」


メンバーは個人的には苦手な人が一人もいない素晴らしい顔ぶれ!(そのことに前日くらいに気付くバカ…)
座った順上手から(以下敬称略)ポテ少菊地・エリヤン西島・ライス田所・ブロキャス房野・徳さん・5GAP久保田・囲碁将棋文田・ミルクラ竹内・ラフコン森木、の9名。
一応テーマに沿って進めていく形。最初は「相方との距離」
森「距離?家はそこそこ遠いけど?」房「もう帰れよ!」「始まってまだ挨拶しただけだけど帰れ!」今日もさえてます打ち込み系漫才師のツッコミ(笑)
ここで、徳さんがいっつもうらやましいと言っている同級生コンビとNSCで組んだコンビとの違いの話に。
ライス・囲碁将棋・ラフコンは同級生。エリヤンノブコブ5GAP・ミルクラはNSC。ポテ少は両方(菊地さんと内ちゃんは同級生で、中ちゃんがNSC
菊「つるみ始めたのは中学の頃だけど、知ってるのは小学校からだから」徳「そうすると20年くらいですか?」菊「いやいやいや、もう30年来の仲よ」徳「ええーっ!」
当然だが、菊地さんは落ち着いてるしとっくに大人なんだけど、内ちゃんは今でも学生の頃のノリでいたりする、と。
ある日、菊地さんが内ちゃんをバイクで駅まで送った時の話。次の仕事にちょっと急いでた内ちゃん、「ありがとう!」と降りたはいいが、なんとヘルメットをかぶったまま行ってしまった。
「でもさすがに気付くよな…」と、菊地さんが下からホームを見ていたら、かぶったまま歩いている内ちゃん登場(笑)
慌てて自分の頭を指さしてジェスチャーで教える菊地さんに、菊「俺がいっつも二人に『アイツらバカだから(頭指さし)』ってやってるせいで」まさにそのノリだと勘違いした内ちゃんは、やめろよ〜!と手でジェスチャーし返してきたらしい。


仲良いですし、住みます芸人で毎日必ず会うんで、と話す文田。しかし押すと始まるボタンをどっちが押すか毎回揉める。これはynnあるある。
文「結局根建が押すんですけど」「俺は家も提供してるんだし、そのくらいやってもらわないと!」
囲碁将棋の力関係を、「文田のが上でしょ?」と聞く他の芸人さん達。しかし意外にも「キレるのは根建」とにしじ情報。
どんなことでキレるの?という質問に、文「それがよくわかんないんすよ…」
某国際的ダンサーのドキュメンタリーを見ていたら、その人が案外イタいと気付いちゃった文田が、「なんだよ見なきゃよかったーダンスだけ見てればよかったー」と言ったら、急にキレ始める根建。
文「アイツ○○の知りあいでもなんでもないんですよ?」

このテーマになってから、会場中の誰もが思っていたであろうエリヤン問題(笑)
西「殺し合いはノブコブエリヤンだけですよ」
文田いわく、エリヤンには周りが異常に気を使っている、と。
単独前、エリヤンがネタ合わせをしている部屋に入ろうとしたら、作家に「文田さん、今は…」と手術に失敗した時の様に首をゆっくり振りながら止められた。
(かたや単独打ち合わせ中でも平気で後輩が「お疲れーっす!」と入ってきたり、お菓子を食べ始めたり、しまいには中ちゃんの頭をなでまわしたりされるポテ少w菊「おかしいんだよなあ!今俺らピリついた空気出してませんでした?!」)
結局その後入ってみたら別にそんなピリピリしてなかったんだけど…って。腫れ物に触るような扱いが噂を大きくするんじゃなかろうか?
が、「仕事の事では文句を言わない、プライベートは関係ないからどうでもいい」と話すにしじに、「金持ちの夫婦か!」とつっこむぼーの。
色々難しいのは事実なのかもしれない。しかも、今日聞いた限りじゃ、イメージではにしじのが気難しい感じだけど、みのちゃんも繊細なようで。
西「橘は酒の力を借りてなら色々言えるんです」「最近借りまくってるんですアイツ」なので打ち上げの席では異常にコンビ芸が増えるエリヤン(笑)
徳「コンビでどっちかしか飲まないってモメる原因になるな!」ミルクラも5GAPもこの片方だけ酒飲みパターンらしい。んでブロキャス吉村は森木が勧めた「ハチミツ柚子リンゴサワー」だけ最近飲めるらしい(笑)
菊「もっとどこにでもある酒を教えてあげればよかったのに!ハチミツ柚子リンゴサワーって!」私も確かに色々のっかり過ぎだなって思いましたよオジキ…(笑)


嬉しいことがあったら言いたくなるから言う!という森木。
ある日、新幹線が満席で、隣同士に座ったラフコン。お弁当を食べていたらノドに魚の骨が刺さった森木は、「刺さった!」と寝ている重に報告。重「はいはい、ご飯でも飲み込めば?」
一生懸命にご飯を呑み込むも、一時間以上取れない。仕方なく手を突っ込んで引っこ抜くと、見事な骨が抜けた。それが嬉しくてまた報告、んでめちゃくちゃ怒られたらしい(笑)
房「あと芸能人見付けると連絡してきたりする!」竹「ウチもです!俺が知らないアナウンサーとか見付けて電話してくるんですよもう!」
ただし、「アイドルを見付けた時は俺に電話してくるよジェントル」by菊地さん。


ミルクラは、ジェントルが竹内さん大好きなのはもう周知のとおりで。
竹「無限大のメイク室で、椅子に座った俺のココ(背中と椅子の間)に入ってくるんすよ〜!」「そんな時はとにかくそこにいる偉い人の名前を叫びます!」「野間さ〜〜〜〜ん!!!」(無限大スタッフかな?)


5GAPは打ち合わせを見ても二人とも黙っている、と言われ、久「そう、喋んないから。ネタはあんなベタなことやってるけど打ち合わせはシュールだから」


テーマは変わって「相方に助けられた事」急に黙り込んで首を傾げ始める一同(笑)
菊地さんが、前説でスタジオに入ってくるゲストを一人一人名前を紹介していた時、よりによって大物のナカオアキラ氏を見逃してしまい「やっちゃったなあ…」と落ち込んでいたら、「菊ちゃん、中尾さん結構最初の方に入ってきたのに気付かないんだもん(笑)」とクスクス笑っていた二人。
菊「だったら教えろよぉぉぉおおおお!!!!」西「内藤さんと中谷さん、菊地さんのミスが大好物ですもんね(笑)」

森木の、相方に本当に(命を)助けられた話。
学生時代、弟が勤務先の先輩にアゴを砕かれるほどボッコボコにされ、頭にきて仕返しをしに行こうとする森木を「ちょちょちょ、どこ行くの」と止める重岡。
重「アンタびっくりするほど弱いからやめとけ」それでも行こうとする森木に、「あんたが行ってボッコボコにされたら俺が行かなきゃだから、ね」一同「オーッ!かっけええええ!」
結局二度手間になるので、と一緒に行く。アツくなったまま相手のいる店に乗り込もうとする森木をまた止める重。
「いや、そいつの番号知ってるんなら一人だけ外に呼び出せ」け、ケンカ慣れがパネエ(笑)
出てきたそいつの胸ぐらをつかむも、胸板が厚くてパンパン(森木談)、それでもにらみ合う森木を制止し、代わりに「お前にはこれから出来る行動が二つある」という重岡。
同じくらいボッコボコにさせるか、素直に治療費を払うか。この時点で相手は目の前の男が「あの伝説の重岡さんだ」と気付いており、あっさり後者で解決。
(自分では気付いてないが)最弱高校生モリキは、最凶高校生シゲオカとなぜ仲良くなったのか…
森木の通っていた定時制高校、現役で入るのはほとんどがいわゆる不良な人たち。しかし森「俺はただ単に他に入れなくてそこ行ったの!」
入学前、友達が二枚の写真を森木に見せ、「この二人にだけは近付くな」と忠告してくれた。一人は超有名な一つ上の先輩、そしてもう一人がシゲオカ。
ソリが入ってガンつけていたらしいその写真(森木の再現に笑ったw)と、入学後にあった本人が同一人物だと気付かず、同じ年のクラスメイトを探してモリキはシゲオカに話しかける。
なぜ気付かなかったか?一年間ゴニョゴニョ…なシゲオカは、不良だった過去を隠すためにソリどころかセンター分けにしていたそう。
今までそんな普通に話しかけられたことなかったので、嬉しかったのかも?みたいな感じでしたが、ホントこれ漫画のエピソードでしょ!?と私も思った。
徳「主役はお前(森木)だよな!」ぜひマガジンあたりで連載お願いします(笑)いや最近のマガジンがどんなか知らんけどね。
他にも、「相方とケンカ」のくだりでも、重岡の伝説たる所以がチラリ。
ルミネでつまんないことから言い合いになり、先にくってかかった森木。しかし繰り出したパンチはあっさりかわされ、反対に一発くらい、なんとその一発で肋骨が折れ全治一ヵ月半!
森「治癒能力が高いみたいで二週間で治ったけどな!」威張るとこ間違ってますよ森木さん…(笑)
その時はホンコンさんや宮川大輔さんが止めに入ったと聞き、「マジか!?」と驚く徳さん。大分な先輩まで動かすラフコンの喧嘩すげえ。
「全部避けるんだよアイツ!」と話が始まったので、避けるだけで反撃はしないんだ、そりゃそうだよな力の差があり過ぎるもん…と思っていた一同。結果にビックリ。
ここで「憧れるゥゥ〜!!!」ぼーのさんのジョジョみたいな叫びが入りました。男子はみなケンカの強い男をうらやましいと思っているんだろうな。
なんせ折れるほどのパンチなのに痛さに気付く前に動けなくなったっていってたもの。次のパンチを出そうとしたらなぜか(腕の)スピードが落ちて、と不思議そうに話す森木さんさすがです(笑)


ケンカといえば意外にもミルクラも殴り合いになったことがあったそうで。
ルミネでラジオの現場の地図を受け取り二人で向かっていたら、エレベーターでちょっかいを出してきたジェントル。無視する竹内さん。
しかしあまりにもしつこいジェントルに、南口のみどりの窓口付近でブチ切れ。取っ組み合いに。竹「やっぱり俺も人間だからぁ」普段は耐えに耐えているのが安易に想像出来た一言(笑)
竹「あれ案外止めてくれないんすよ」何分やってたか怒りのあまり覚えてないが、しばらくして一人男性が止めに入ってくれたらしい。
竹「小銭とか散らばってるし、地図はクッチャクチャだし…」
険悪なムードのまま現場に着くと、そこにはピースが。目尻がちょこっとだけ切れて血が出ていた竹内さんとその雰囲気で全てを察した綾部氏がデニーズに連れてってくれた。
竹「あの!当時どケチで有名だった綾部さんがですよ!?」何でも好きな物頼め、って言ってくれたんだって。なんか想像できておかしい(笑)徳「綾部のいい話なんて初めて聞いたぞ!?」



ポテ少。まだコントをしていた頃の話。
コントの稽古をしていたのだが、なんどやっても片足をケガして引きずる演技が出来ない内ちゃん。やってみせて教える菊地さん。でも出来ない。
何回やってもどっちが痛い足なのか分からない動きしか出来ない。イライライライラする菊地さん。
最終的に「痛い足どっちよ!?そんなんも出来ないようじゃやってらんねえ!解散だっ!」それからコントをするのはやめたそうです。
普段の漫才も、めちゃくちゃ反復練習するというエリヤンの話を受け、「ウチは何度繰り返しても出来ないから結果いっぱい練習することになるんだよ〜!」
で、練習しても出来ない、という部分まで漫才に入れる形になった、と話す菊地さん。御苦労お察しいたします…
あと、いつぞやのM-1の二回戦、ラフォーレでいきなりネタにまったく練習してないことをブチ込んできた内ちゃん。
なんとか元のネタに修正しよう、引き出そうとして色々やってみる菊地さん。時間も限られてるし、もう中ちゃんが次のくだりにいってくれればいいのに…と中ちゃんの方を見たら、とんでもない顔して真正面を見てただけだった。
グダグダになって終了、ハケた瞬間、前を歩く内ちゃんの頭をふりかぶってメガホンで殴った菊地さん。よっぽど腹が立ったらしい(笑)
菊「だってM-1とかいつも以上に頑張らなきゃいけないでしょ!?」この事件はその場にいたらしい竹内さんもよく覚えていたようで、笑ってた。


過去にも何度も出ている、ケンカ未経験のヘタレ同士が初めてぶつかった、ノブシコブシ歌舞伎町雑居ビル事件。
なぜこんなことになったかというと、そもそもそれまで色々たまっていたのがもうパンパンだった徳さん。
ただ性格上キレることが出来ないので、きっかけをまっていたらしい。徳「吉村がキレたらそれに乗っかるしかないと思って」「今殺そうと思って」
チャンス窺ってて、そのために組んでたから、とサラッと話す徳さん。マジかい!それは初耳だったような?なんせ忘れっぽいから確信ないけど。
竹「2〜3年前、マジでノブシコブシがヤバい時期があって」「徳井さんから『吉村を殺そうと思う』ってメールが来たんですよ」
「どうやって殺そうと思ってたのよ!?」「手段は!?」一同ザワつく(笑)徳「パイプ椅子を投げて、それと同じ速さで走っていってガーッて(蹴る)」ムリです。
今くらい売れてしまえば、もう一緒に頑張る方向しかないし、一時よりは落ち着いているのかなあ。
他の人のケンカ話に、何度も「M-1とかやっぱモメません?」って言ってから、まあなんとなくノブシコブシはコンテストごとに険悪になってたのが想像できますが…


「相方のクセ」というテーマで、テンパってるけどそれを隠したい時の吉村の歩き方を真似する徳さん。「跳ねるんですよアイツ」モノマネ上手だった!さすが!
仁は、関町の最近緩んできてすぐ落ちちゃう眼鏡をあげた後に前髪を必ずいじるクセを指摘。
徳「単独まだ?まだだったら単独の時(みんなで)数えたら面白いのに」ただ最近髪を切ってしまったので、もしかしたらもうやらないかも…?との話。
その話の時、丸く切った前髪の事をなんて言うんだっけ?と客席に聞く徳さん。客席キョトーン。ありましたっけ?徳さんは昨日聞いたばっかりだって言うんだけど。だったら思い出してくれ〜!って思った(笑)
結局誰からも出ず、役立たず!的にバッサリ切り捨てられた我々なのでした。気になる〜!
ライスと言えば、高校時代の関町は、入学してすぐにクラス一の人気者になっていたそう。教室の後ろにはなぜか女子が描いた関町のでっかい似顔絵が貼られていた。(房「独裁国家じゃん」)
一方仁はなかなか友達が出来ず、一大決心をして「一番上から行ってやる」と関町に自分から声をかけ、友達になったそう。なので関町には上からこられていた。
その関係性は、しばらくして関町のメッキがはがれ同等に変わったそうですが。そして似顔絵もはがされ、独裁国家も終了(笑)


最後、「相方を一言で言うと」それぞれ紙に書いて披露。
森「親」すっごいよく面倒見てくれるからさ〜!
竹「ジャンボパフェ」一つどころか半分でいい。自分がジャンボパフェだっていう自覚がない!
文「でかい」お前もでかいじゃん、と言われ、「身長じゃなくてアソコです」「浅間山荘の時の鉄球みたいな形です」とにかくどんなにハードルをあげてもすべらない根建のアソコは鉄板ネタ。
久「身も心もハゲ」とにかくスッカスカ!人間的にスッカスカ!最初に書いたのは「江戸時代なら極刑」一同爆笑(笑)
徳「マイケル・ジャクソン」吉村はねえ…すごいんですよ、と始まる。ある日、ルミネのエレベーターで二人きりの時、いきなり「徳、一億稼ぎたくねえ?」と聞いてくる吉村。「…別に?」
コンパに行きまくっていた若手の頃、女遊びをたしなめる徳さんに、「まだ世界中の女、抱いてねえからな!」
噂の家賃30万円のタワマンに引っ越した吉村に、心配になった徳さんが「大丈夫?」と聞くと、「俺が若手の星にならないとな!」(竹「誰も頼んでねえ〜〜!」)
房「末っ子の兄ちゃん」実際はラメ吉村が末っ子、房野が長男だけど、話してるとお兄ちゃんみたいなところがある。
田「可愛い」前から可愛いと思ってたけど、相方だし言いにくかった。でも最近は周りが言い出したので乗っかって言えるようになった、と仁。菊「大にいたっては『めんこい』だもんな(笑)」
西「辞めない理由」一人だったらとっくに辞めてた。人間としては大嫌いだけど、だって。マジなのか照れ隠しなのか…(笑)
菊「トムとジェリー」これ見た瞬間、「仲良くケンカしな」が浮かんだ私。まさに菊地さんもそれを言っていた。単独Vで実際トムとジェリーをやっているらしい。い、行きたい…!


終始、徳さんのヤンキー憧れと同級生コンビ憧れが垣間見えた、楽しいライブでございました。
次同じライブがあっても、このメンバー超えは難しいだろうなあ…